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社会不安障害(超コミュ障)の同僚が労ってくれた話

今年の春、会社勤めを辞めました。

 

理由については、過去の記事で触れているのでご参照ください。

まあ一番の理由は薄給なんですけどw

 

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natsu29.hatenadiary.jp

  

前の会社の同じ部署に障がい者採用の社員がいました。

ここではお名前をAさんとします。

Aさんとの関わりにおいて、嬉しい出来事があったのでご紹介します。

 


 

全く人とコミュニケーションを取らないAさん 

社会不安障害だった

Aさんの障がいはどんなものかというと、対人場面において必要以上に不安になってしまう障がいです(=社会不安障害)。

性格は極めて内向的で、基本的には業務連絡の時しかコミュニケーションは取りません。

飲み会やランチに参加するのも苦痛らしく、基本的に単独行動です。

知能に関しては、なっちゃんの見立てでは健常者と同程度はありそうです。

 

出勤できなくなるほど周囲に敏感だった

前職は女性が大半を占める会社だったのですが、時には業務中に「きゃっきゃっ」と話が弾むこともあります。

過去に運悪くその場に居合わせたAさんは「自分の悪口を言われている」と被害妄想に襲われ、しばらく出社できなくなったことがあるそうです。

 

Aさんは重要なポストではないとはいえ、繁忙期にはいてもらわないと大変なことになります。

 

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鉄仮面だったAさん、徐々に笑うようになる

出社拒否事件を受け、仕事中は不用意な発言は控えようと決めたなっちゃん。しかし、独り言がどうしても出てしまいます。

 

 

「〇〇さん、相変わらず字きったないなー」

「ん?あ?え?…ほわ!!!!…あ、そういうことね」

 

 

というように私は長時間黙っていた試しがありませんでした。 

それをこっそり聞いてるAさん

 

「ふふふ…」

 

と静かに笑っていました。

 

 

Aさんって笑うんだ

 

 

Aさんは基本的に人と関わらないので笑うことはありません。

 

しかしいつしか仲間の会話に自分から加わることも増え、頑なに心を閉ざしていたAさんも少しずつ柔軟になっていくのがわかりました。

 

 

 

しかし、パワハラ事件を機に私は退職をすることになります。

 

 

Aさんとの別れ 

なっちゃんの退職日

最終出社日。

怒涛の引き継ぎと挨拶回り、身の回りの片づけをしているうちに、Aさんの退勤時間になってしまいました。

Aさんのことなど気に掛ける余裕もないくらいバタバタしていたのですが、

 

 

Aさん「あ、あの、なっちゃんさん」

 

な「あ、はい!(びっくり)」

 

Aさん「短い間でしたが、大変お世話になりました。」

 

 

深々と頭を下げるAさん。

 

人に話しかけるのがめちゃくちゃ苦手なはずなのに、勇気を出して声をかけてくれました。

社会人なら当たり前と思うかもしれませんが、Aさんにとっては物凄く勇気のいることです。

 

私は目頭を熱くしながらお礼の言葉を述べ、さようならをしました。

 

無理強いをしてはいけない、でも改善することは可能 

コミュニケーションが苦手な人にとって、「みんな仲良くしようよ!」「一人でいないでさ、仲間に入りなよ!」というような親切心はかえって迷惑になります。

 

しかし、Aさんは「人と楽しく関わることができた」という小さな成功体験を積み重ねたことにより、徐々に環境に適応できるようになっていきました。

障がいがある=できない というわけではありません。

これから、Aさんがもっと楽しく働けるようになれたらいいなと思っています。